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[ 機械 ]
(2016/9/21 05:00)
コマツはIoT(モノのインターネット)を活用した生産改善を、自社と協力会社の合計で約5000工程にまで広げる。工場の稼働状況などを見える化するため、2016年度中に15年度比2・6倍となる325台のタブレットを、工作機械やロボットなどの生産設備に配置する。建設機械の需要が低迷する中、IoTを活用した生産の対象を広げ、競争力を高める。
コマツはすでに溶接ロボットに稼働状況を管理する制御装置を取り付けて、生産工程の改善を進めている。16年度は協力会社も含む国内の生産拠点で、工作機械などに追加で200台のタブレットを配置する。
タブレットでは工作機械の稼働状況や加工条件などの情報を表示する。これらの情報を生産ラインごとに集約して一元管理し、設備の稼働率向上や故障予防の対策に役立てる。国内で生産性を高めたうえで、海外の工場にもタブレットを導入する。
協力会社でも同様の取り組みを推進する。...
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(2016/9/21 05:00)
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